
買いました。
JR線などで車掌さんが操作する発車メロディスイッチですね。このスイッチ自体は春日電機の動力用開閉器という汎用スイッチで、工作機械のON/OFFスイッチなどにも用いられているものだそうで、ホームセンターやAmazonなどで購入できます。
今回はこれを部屋に設置して、いつでも発車できるようにしていきたいと思います(?)。
スイッチ配線
スイッチ自体はスイッチなので(?)、そのままでは音はなりません。発車ベルスイッチの作り方などのページに載っているように配線し専用のソフトなどを用いると、発車メロディを流せるようになります。
必要なものを揃えて、スイッチの中に配線していきます。高圧電源ではないので圧着端子などはいらないらしい(?)です。金属のところと銅線が触れてればいいんだよねの精神で適当に繋いで行きます。
反対側にはPCに接続する端子などを繋げます。やっていること自体は難しくないのですが、被覆を向いたりするのに慣れてなく、全部で1時間くらいかかった気がします(汗)
これをPCのUSB端子に接続するとスイッチとして認識されます。どこでも発車メロディというサイトは外部スイッチにも対応しているので、このサイトで動作確認をしてみました。
スイッチのONを押すと発車メロディが流れ始め、OFFを押すとメロディが止まった後、戸閉放送が流れるようになりました。
さて、これでスイッチが使えるようになったのですが、これで完成ではありません。駅にある実際の発車メロディスイッチのように、どこかしらにしっかりと固定して、いつ何時でも押せば音が鳴るようにしたいです。
本棚エリアを改良
現状
部屋を見渡しましたが、発車メロディスイッチを釘付けしていいような場所はありませんでした。どうしようか考えたのですが、ちょうど本棚が足りないなとこの頃思っていたので、本棚を拡張して、その本棚にスイッチを取り付ければいいのかなという結論に至りました。

具体的には、今ある本棚の後ろ(壁との間)に、新たに引き出せる本棚を作り、その側面にスイッチを釘付けします。またメロディーを流すために必要な機器を新たに作る棚のどこかに収納すればいつでもメロディを流せるようになります。
設計図は...適当です。見ないでください。

棚を構築
近所のコーナンで、木材を買ってきました。もちろん木材カットもお願いしました。家でノコギリでまっすぐ切るのは至難の技です。
今回はコストカットのため、1*4材で大枠を2つ作り、中の棚板の1*6材で2つを連結して1つの棚にします。まずは枠を2つ組み立てます。

これに、中の棚板をつけます。今回は構造上の都合で高さは固定です。
棚板をつけた枠に、棚板が付いていない枠をつけて合体させます。
棚を完成させる
ほぼ完成した棚に少し手を加えて完成させます。
キャスター
まず、棚の下側にキャスターをつけます。

化粧板
次に化粧板をつけます。ここは、冒頭の発車メロディスイッチを設置する部分です。
取手
冒頭で言いましたが、この棚は既存の本棚の後ろに設置し、中身を取り出すときに引き出す想定です。そのために、横方向に固定のキャスターをつけたわけですが、引き出しやすいように取手もつけておきましょう。
緩衝材
引き出すときに壁紙や本棚と擦れないように、隙間テープを本棚の側面に貼り付けます。
柔らかいスポンジみたいなテープです。
これで、棚自体は完成です。
この後、棚と本棚を想定の位置に設置して本を戻したり、発車メロディスイッチとそれに必要な装置を収納し、固定したりして、作業開始から12時間経過した22:00。完成しました。
発車メロディスイッチ付き本棚
完成したのがこちらです。本棚を正面から見ると、今までと変わりません。
この今までの本棚を横から見ると、その後ろに...。ありました。『発車メロディスイッチ付き本棚』です。
棚の中には、本のほか、今まで別のところに置いてあったファイルバックアップサーバーを移設しておきました。このバックアップサーバーは常時起動しているPCなので、このPCに発車メロディスイッチを接続させることで、いつでも発車メロディを流すことができるようになります。今日からは「ファイルバックアップサーバー兼メロディー再生端末」です。

鳴らしてみる
実際に鳴らしてみましょう。ONを押すと、メロディが流れ始めます。
OFFを押すと、メロディの再生が止まり、「_番線、ドアが閉まります...」の戸閉放送が流れます。バッチリですね★
【部屋に発車メロディスイッチを設置してみた: https://t.co/625npdC2r8】
— じゅーるで(Jzurde) (@Jzurde_) March 15, 2025
JR線の駅でよくみる発車メロディスイッチを買ってみました。 pic.twitter.com/io7lHWdfLh
『いつでも発車メロディ』生活
今回は、どこでも発車メロディの実機スイッチの作り方を参考にして作りました。皆さんもぜひ試してみてください。メロディー流すのが楽しすぎて止まらなくなりますよw(ささやき)